日本で人気の定番アプリ
世界で共通の現象かもしれませんが、日本でも、多くの人たちが絶えずスマホをチェックしている光景をよく見かけます。最近では、Google PlayかApp Storeがあれば、ほぼすべてのものを見つけられるようになったことで、人々がまるでアプリに取りつかれてしまったかのようになっているのも当然なのかもしれません。
しかし、世界中で人気のあるアプリが、日本でも人気があるとは限らないようです。そこで、日本で今、最も人気が高いアプリについてご紹介しましょう。
LINE
日本を訪れたことがある、あるいは日本人の友人がいる人なら、日本で一番人気のあるメッセージアプリが「LINE」だということはご存知でしょう。「LINE」は「WhatsApp」や「Viber」と同様の機能を持つ無料(インターネット接続は必要)のメッセージ&通話アプリです。
「LINE」をインストールしてLine IDを設定すれば、「LINE」を使っている人たちと連絡を取ることができます。このアプリは電話番号とリンクしていないため、電話番号がなくても利用することができ、タブレットやiPadでも使えるのが特徴的です。
Hulu
アメリカの人は日本でも「Hulu」を視聴できることに驚くかもしれません。国内で多くの人が「Hulu」アプリをダウンロードし、動画の視聴を楽しんでいます。「Hulu」は動画配信サービスで「Netflix」と似ていますが、「Hulu」にアクセスできるのは、日本とアメリカからのみとなっています。
「Netflix」、「Amazonプライムビデオ」、「FOD」などの動画配信サービスも人気がありますが、日本国内では「Hulu」が特に支持されています。
Yahoo!天気
このアプリについては読んで字のごとしで、説明はいらないとは思いますが、「Yahoo!天気」は天気についての情報を入手できるアプリです。ただし、基本情報だけのアプリとは異なり、より充実した機能が備わっています。たとえば、風速や気圧の詳細データの掲載や、「日の出」と「日の入」時刻がアイコンで表示されるといったサービスです。
NHKニュース・防災
「NHK」は国内で最も影響力のある報道機関であるため、多くの人がこのアプリをインストールしています。このアプリは通常のニュースだけでなく、災害情報も提供しています。日本語以外での表示もあり、ニュースを知るにはとても便利なアプリです。
マッチングアプリ
初婚年齢が高くなるにつれ、「Pairs(ペアーズ)」のようなマッチングアプリが人気を集めるようになりました。「Pairs」は国内最大級のマッチングアプリで、1000万人の会員が登録しています。会員の安全性についても、厳格に保護されており、24時間365日のテキスト及び画像投稿に関する監視体制を整備し、特に受信したくないメッセージに対して確実にユーザーが保護されるようなシステムを設けています。
PayPal
2020年、「PayPal」は日本のアプリ市場で広く利用され、ランキングのトップに立ちました。現金社会であるにもかかわらず、このアプリが広く支持を集めることができたのは、国民がモバイル決済という新たな手段を受け入れたためでしょう。「PayPal」を使うには、銀行口座を「PayPal」アカウントに連結する必要があるものの、一度登録が済めば、友人や家族への送金ができるようになります。
COCOA – 新型コロナウイルス接触確認アプリ
新型コロナウイルスの感染拡大により、最新の関連情報が必要とされています。このアプリは日本の国内でのみ利用できるもので、厚生労働省が開発した公式のアプリです。「COCOA」は新型コロナウイルス感染症の陽性者を検知することができ、信頼できる情報として政府に提供されています。