2021年にソーシャルメディアの覇者となるアプリは?
Facebook」、「Snapchat」、「TikTok」、「Instagram」など、話題のソーシャルメディア アプリの人気はとどまるところを知らず、ソーシャルメディア業界を独占しています。また、利用に関してもモバイルアプリの方がソーシャルメディアのサイトを上回っています。
しかし、各ブランド名に注目していくと、さまざまな事情が垣間見えてきます。たとえば、メッセージアプリの「Facebook Messenger」と「WhatsApp」にはあまり競争が見られませんが、その理由は両アプリの運営会社が同じであるためです。
アジア製のアプリが勢いを増している点にも注目しましょう。SNSにおけるホットなトレンドの一角を占めるようになっています。では、ソーシャルメディア アプリについて紹介しながら、2021年にはどのアプリが多くのユーザーを獲得することになるのか考察してみましょう。
Telegram
「Telegram」はその厳格な利用規約により、じわじわとユーザー数を伸ばしているアプリで、特にセキュリティ面での安全性が他のブランドと一線を隔てています。ビジネスの観点からは、ブランドがユーザーに秒速でリーチできるのが魅力となっています。
たとえば一般的に、ブランドや企業は「Telegram」上でチャットボットを作成し、チャンネルで大勢の登録者に向けたメッセージを発信しています。ロシア政府による数回の規制がなされましたが、それでも人気は衰えませんでした。
Meetup
次に紹介するアプリは、「Meetup」です。このアプリは同じ地域に住む人同士の集まりを想定して開発された、ローカルコミュニティ的交流プラットフォームです。「Meetup」は同じ興味や関心を持つ人たち同士をつなげるというシンプルなアイデアから生まれました。ただし、「Meetup」の利用には9.99ドルの月額料金がかかる点に注意が必要です。
「Meetup」アプリでは、カテゴリーでイベントやグループを検索し、参加してみたいイベントを保存しておくことが可能で、チャット機能もついています。また、都市名を変えて検索することもできます。
Reddit(レディット)
「Reddit」はご存知の方も多いかもしれません。デザインが目を引くこのプラットフォームはSNS利用者のたまり場となっています。このアプリでは、知的好奇心にあふれた人々が議論したり、おしゃべりしたり、動画や写真を共有したりしています。
また、サブレディットと呼ばれる掲示板のスレッドのようなものが立っていて、ありとあらゆるテーマが議論されています。こちらにアクセスする際には、事前調査を行い、必要な関連情報を集めた上で、自分のブランドを売り込めるようにしておきましょう。
「Reddit」ではそれぞれ異なるテーマが議論されているサブレディットを読むことができ、downvote(反対)やupvote(賛成)を選択したり、コメントを付けたりすることができます。会話に参加したり、会話をリードしたり、サブレディットを作成して新たな議論を始めることも可能です。つまり、「Reddit」には何でもそろっているのです。
「LinkedIn」は世界中のプロフェッショナルを対象にしたSNSです。操作は比較的簡単で、個人としても企業としても、自身の仕事をアピールすることができます。ユーザーは他のプロフェッショナルとつながることで、ビジネスにおける人脈を広げることができます。
このアプリは採用やマーケティングにも活用できます。たとえば、企業は「LinkedIn」を使って、関連業界の新たな人材を探すことができます。また、カスタマイズ広告の送信や有料広告表示、コンテンツを充実させることなどによって、広告・宣伝に活用することもできます。
プロフェッショナルとして「LinkedIn」アカウントを作成し、自身の強みをアピールして、仕事探しや人材探しに役立てましょう。